古処山ハイキング

JAL

2011年09月28日 12:05

連休どこにも連れて行ってあげられず
以前麓まで行って、天気が崩れ断念した
古処山に行くことに・・・。
前回の地元の方の情報で6合目まで車で行ける
ので家族連れでゆっくり登れば1時間くらいと
聞いていたのでピクニック気分でいいやと軽い考えで
目的地に着いた。
古処山キャンプ場「遊人の杜」に車を停め、施設に
立ち寄り、登山名簿に名前と下山予定時刻を記入

んっ? 下山予定時刻?? 何か本物の登山者に
なった気分!! いやいやピクニックですから
ほんじゃ行こうか~っと気合を入れて歩くこと20分




あれ? 道が3本に別れて本道が「作業道」に・・・これは一体・・・
地図を見て、右折のコースが45分、稜線が緩やかだったので
このコースにしよう!とイケイケドンドンで進んで行くとだんだん
緩やかな下り坂ばかりで動物的感覚では方向も違うし
ここは違うと決断した時に、前方から登山者らしげな家族が来た。
あ~なんだやっぱりあっていたんだ・・。
軽く挨拶をしてどうでしたか?と聞くと、向こうもこっちを見て安心
した感じで「いや~ やっぱりこっちであってたんですね~」
いやいや、自分らも今、このままでよかったんだと喜んでいたんですと
いうと、あれじゃ~ この道違うんデスヨネ??とお互いに・・・
思わず笑ってしまいました。 登山開始20分で早くもプチ遭難(爆)

ここで引き下がる訳にも行かず、根性で沢伝いの古い看板を発見
道が狭く1人がようやく通れるくらい。
かみさんと子JALをなだめて再開・・・・ところがこれがとんでもないことに

登れど登れど地図上のコースに合流することもなくほぼ直線で登り
ピクニック気分からハイキング、気がついたら上級者用登山になって
いました。
そんな中、かみさんはオーバーヒートし誰にあたっているのか終始
「どうなっとーとこれ! たまらん! なんでこんな目に・・ バツゲーム?」
という始末 ごめんと心のなかでつぶやき 子JALの手を引き先へ先へ
時々後ろを振り返り だいじょぶなん?  ここで待ってても・・・いいよ
と言ってみるが、そのうち無言で睨んで歩いてくる。 怖すぎる・・・
一人でくればよかったのかも・・・。時々そう思ったが初めて家族で山登り(娘は学校)
何かが変わってくるかもという期待を持ちながら、意思を曲げず突き進んだ



ようやくあと10分の看板と山道が緩やかに。 子JALは文句ひとつ言わず
また抱っこ~とか、おんぶ~も言わない!!
まだ6歳なのに・・・。 ほんとにたくましくなったもんだ!大きくなったら
南アメリカ(エクアドル)にヘラクレス取りに行こうねと約束を交わし
ようやく頂上に到着


カ~気持ちいい~。 眺め最高!予定より1時間遅れで2時間30分かかりました。



山頂には天然記念物のツゲ「:昔のクシの原材料」が沢山生えて写真で
見ていたものより、数段美しく 見とれてしまいました。




その他 花



     ヘビイチゴ




登りに時間掛かりすぎたので帰りは、作業道を通ってみた。

なんと帰りは1時間で下山 なんだったんだあの修行のような登山は


麓でオンブバッタと戯れていたら 先程の家族がキャンプを楽しんでいる。

アドバイスでコースを伝え、翌日登るとのことでした。(ん~それが賢明です)

ほんと、山はナメてかかると危ないですし、たとえ低い山でも油断は禁物
だということがわかりました。 次回は装具などちゃんとして余裕ある行動
やめる勇気も持って別の山に挑もうと思います。


待ってろよ! 山~! (かみさん「勘弁して!」)

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